大人のスニーカー選びのポイント

4足のスニーカー

「スニーカーは楽だけど、どうしても学生っぽく見えてしまう」「ジャケットに合わせるとチグハグになる」。そんな悩みを抱えていませんか?30代、40代と年齢を重ねるにつれ、求められるのは「清潔感」と「品格」です。

しかし、選び方さえ間違えなければ、スニーカーは程よい抜け感を演出し、大人の余裕を感じさせる最強のアイテムになります。今回は、カジュアルになりすぎず、デートやオフィスカジュアルにも自信を持って履ける大人のスニーカー選びの鉄則をご紹介します。

素材で差をつける!キャンバス地よりも「レザー」を選ぶ理由

スニーカーの印象を決定づける最大の要素は素材です。コンバースなどに代表されるキャンバス生地(布)は、カジュアルで親しみやすい反面、どうしてもラフな印象や、使い古すと薄汚れた感じが出やすくなります。大人が選ぶべき最初の一足は、断然レザーやスエード素材のものです。

レザー素材のスニーカーは、革靴のような光沢と重厚感があり、足元をグッと引き締めてくれます。これならジャケットやスラックスと合わせても違和感がなく、レストランや少し畏まった場でも通用します。特に白のレザースニーカーは「清潔感」の象徴であり、黒のレザースニーカーは「モード」で都会的な印象を与えます。まずは、スポーツ用品店に並ぶメッシュ素材のランニングシューズではなく、セレクトショップに並ぶレザー仕様のモデルを探してみましょう。

配色は「モノトーン」が正解!ロゴと装飾を削ぎ落とす

デザイン面でのポイントは、引き算の美学です。派手なネオンカラーや、ブランドロゴが大きく入ったデザイン、複雑な切り替えがあるハイテク系は、コーディネートの難易度が非常に高く、一歩間違えると休日の運動着に見えてしまいます。大人が選ぶべきは、白、黒、グレー、ネイビーといったベーシックな単色(ワントーン)のデザインです。

紐の色もボディと同色でまとめられているものや、ソールまで一色で統一されたミニマルなデザインを選ぶと、足が長く見える効果も期待できます。もし色を取り入れたい場合は、ニューバランスのグレーや、落ち着いたバーガンディなど、くすんだトーン(アースカラー)を選ぶと、デニムやチノパンとの相性が良く、子供っぽさを回避できます。主張しないデザインこそが、全体のコーディネートを格上げする鍵となります。

「ローテク」か「ハイテク」か?シルエットで変わる使い分け

スニーカーには大きく分けて、昔ながらのシンプルなローテクスニーカー(スタンスミスやオールスターなど)と、機能性を前面に出したボリューミーなハイテクスニーカー(エアマックスなど)があります。初心者におすすめなのは、圧倒的にローテクです。細身でシュッとしたシルエットは革靴に近く、どんなパンツにも合わせやすい万能選手です。

一方で、近年流行の厚底やダッドスニーカーなどのハイテク系は、クッション性が高く歩きやすいのが魅力ですが、足元にボリュームが出るため、パンツの丈感や太さとのバランス調整が必要です。大人がハイテクを取り入れるなら、ニューバランスの「996」や「1400」シリーズのように、クラシックな見た目と快適な履き心地を両立したモデルがおすすめ。これらは歩く日の旅行やショッピングでも疲れ知らずで、かつファッショナブルな印象を崩しません。